認定専門医受験要項

第3期成人先天性心疾患専門医試験は2025年9月頃を予定しております。

成人先天性心疾患専門医受験申請について

一般社団法人日本成人先天性心疾患学会
会員の先生方

2023年4月吉日

一般社団法人日本成人先天性心疾患学会理事長  赤木 禎治
専門医制度委員会委員長  石津 智子
専門医認定部会部会長  立野  滋

2023年9月18日(祝)、第2期日本成人先天性心疾患学会認定「成人先天性心疾患専門医」認定試験を実施いたします。試験会場は、TKP品川カンファレンスセンターANNEX(東京都)を予定しております。

受験者は全員、筆答試験を受験する必要があります。試験概要はこちらです。受験を希望される先生は下記の必要書類をご郵送下さい。

今回受験が可能となるのは専門医制度が開始となった2019年4月1日〜2023年3月31日まで2年間本学会総合修練施設または連携修練施設において修練されていた場合に限ります。ただし、臨床実績は下記の通りとなります。

<内科系>

【入院実績】

2018年4月1日以降の経験症例を記載すること。ただし5例中4例以上は2019年4月1日以降における総合修練施設/連携修練施設での症例とすること。

【外来実績】

2018年4月1日以降の経験症例を記載すること。ただし20例中18例以上は2019年4月1日以降における総合修練施設/連携修練施設での症例とすること。

<外科系>

【16歳以上の成人先天性心疾患手術経験】

過去5年間(2018年1月1日〜2022年12月31日まで)の経験症例をカウント可能とする。

【小児心疾患手術経験】

2022年12月31日までにおける経験症例をカウント可とする。

受験申請条件

<内科系基準>

  • ①循環器専門医,小児循環器専門医のいずれかの専門医を有すること.
  • ②本学会の会員であり,継続3年以上の会員歴を有すること(申請までに継続して計3年以上会費を納入していること).
  • ③学会認定修練施設において合計2年以上の修練期間を有すること. 但し,以下の条件での研修の場合には,理事会の審査での承認を受けて学会認定修練施設での修練期間に相当するものとする.
    • (ア)海外主要施設での成人先天性心疾患の臨床研修.各国の成人先天性心疾患専門医に相当する指導責任者からの修練証明等を必要とする.
    • (イ)標榜科が成人循環器の場合, 小児循環器学会認定修練施設における小児循環器内科研修(但し,上限を1年とする).
    • (ウ)標榜科が小児循環器の場合,日本循環器学会認定循環器専門医研修施設での成人循環器内科研修(但し,上限を1年とする).
  • ④過去5年間で2回以上,本学会学術集会に参加をしていること.
  • ⑤過去5年間で1回以上,成人先天性心疾患セミナーに参加をしていること.
  • ⑥18歳以上の成人先天性心疾患に関する診療業績を満たすこと.入院実績は2018年4月1日以降の経験症例を記載すること。ただし5例中4例以上は2019年4月1日以降における総合修練施設/連携修練施設での症例とすること.外来実績は2018年4月1日以降の経験症例を記載すること.ただし20例中18例以上は2019年4月1日以降における総合修練施設/連携修練施設での症例とすること.
  • ⑦18歳以上の成人先天性心疾患に関する以下の業績(ア)と(イ)の両方を満たす者.
    • (ア)成人先天性心疾患に関する筆頭論文1編(注)を有する.
    • (イ)過去5年間で本学会学術集会もしくは成人先天性心疾患セミナーならびに関連学会学術集会において成人先天性心疾患に関する筆頭演者として3回以上の発表経験 (うち1回は成人先天性心疾患学会学術集会での発表). *本施行細則付則における関連学会(学術集会等)については, 補足-4を参照.
    • (注)筆頭論文は査読を必要とする英文論文もしくは本学会雑誌(日本成人先天性心疾患学会誌)や関連学会雑誌への掲載とし,症例報告も可とする. 指導論文(Corresponding Author)は筆頭論文として含む.
  • ⑧総合修練施設の修練指導責任者,あるいは連携修練施設の施設指導責任者の推薦状を提出すること.

<外科系基準>

  • ①心臓血管外科専門医資格を有すること.
  • ②本学会の会員であり,継続3年以上の会員歴を有すること(申請までに継続して計3年以上会費を納入していること).
  • ③学会認定修練施設または連携修練施設において合計2年以上の修練期間を有すること.但し,以下の条件下での研修の場合には,理事会の審査のもとで認められれば学会認定修練施設での修練期間に相当するものとする.
    • (ア)海外主要施設での成人先天性心疾患の臨床研修.各国の成人先天性心疾患専門医に相当する指導責任者からの修練証明等を必要とする.
  • ④過去5年間で2回以上,本学会学術集会に参加をしていること.
  • ⑤過去5年間で1回以上,成人先天性心疾患セミナーに参加をしていること.
  • ⑥心臓大血管手術実績:以下の(ア)と(イ)の両方を満たすこと.
    • (ア)16歳以上の成人先天性心疾患手術:過去5年間(2018年1月1日〜2022年12月31日)で20例(うち術者・指導的助手として最低10例,再手術症例5例を含む). 但し,最小10例は難易度(B)以上の術式とする.また単独ASD閉鎖術症例は3例まで算定可能とする.
    • (イ)小児心疾患手術: 2022年12月31日までの間に術者,指導的助手として通算で100例. 但し,最低50例は難易度(B)以上の術式とする.*手術実積要件の算定については,補足-5参照.
  • ⑦18歳以上の成人先天性心疾患学術業績:以下の(ア)と(イ)の両方を満たすこと.
    • (ア)成人先天性心疾患に関する筆頭論文1編(第5条2-1-⑦参照)を有する.
    • (イ)過去5年間で本学会もしくは成人先天性心疾患セミナーならびに関連学会学術集会において成人先天性心疾患に関する筆頭演者として3回以上の発表経験 (うち1回は本学会学術集会での発表).
  • ⑧総合修練施設の修練指導責任者, あるいは連携修練施設の施設指導責任者の推薦状を提出すること.

申請に必要な書類

全て日本成人先天性心疾患学会ホームページからダウンロードしてお使い下さい。所定様式以外は認められません。ダウンロードした書類はA4サイズとしてください。

<内科系提出書類>

<外科系提出書類>

  • 注)(内科系)とあるものは内科系、(外科系)とあるものは外科系の専用書式です。誤りのないようにダウンロードの上、ご提出ください。
  • 注)推薦状にはコアコンピテンシー(施行細則付則に関わる補足6:https://www.jsachd.org/specialist/doc/ACHD_bylaws.pdf) に関する評価を含むものとします。2019年4月1日〜2023年3月31日までに在籍した総合修練施設または連携修練施設の1施設から得るようにしてください。

受験料振込先

受験料3万円は下記の口座に振り込むこと。

銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇一八(ゼロイチハチ) 支店
種別・番号:普通 4186803
口座名義:日本成人先天性心疾患学会
口座名義カナ:ニホンセイジンセンテンセイシンシッカンガッカイ

申請締切

2023年6月30日(金)事務局郵送必着 ※郵送のみ・持参禁止※
受験資格が認められた方には、受験票を送付します(2023年8月中旬予定)。

<書類送付先>
封筒に「成人先天性心疾患専門医認定試験 受験申請書在中」と朱書し、簡易書留またはレターパックで郵送ください。

日本成人先天性心疾患学会事務局
〒162-0801東京都新宿区山吹町358-5アカデミーセンター
Email:jsachd-senmoni[at]as.bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)

  • 専門医試験に関するお問い合わせは、委員への転送のため、必ずメールにてお問い合わせください。