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心臓カテーテル検査について

ご質問

35歳 男性

先日「心房中隔欠損症」という診断があり、今度心カテーテル検査を実施することになりました。具体的に、検査はどのようにして行われるのでしょうか。1年ほど前に、不整脈といわれ、24時間の心電図をつけたときは、何もなかったのですが、突然言われてびっくりです。



お答え

心房中隔欠損症に対する心臓カテーテル検査は、具体的にどのようにするのかという質問です。質問された方は、心臓カテーテル検査をしましょうといわれ、承諾したのだと思いますが、まず、カテーテルをすすめた主治医に、その目的、内容を良く聞いた上で承諾しないといけません。多くの質問を頂いて感じることですが、心臓病はご自分の将来にかかわる非常に大きな問題ですから、主治医に聞きにくいとしても、まず、質問をしてください。そして、よくわからない時、納得できないときなどは、他の専門家の意見を聞くことも大事だと思います。
さて、心臓カテーテル検査は、カテーテル検査室という特別の清潔なX線透視のできる部屋で行います。多くは、足の付け根の部分を消毒、局所麻酔し、痛みを感じない状態で、シースという鞘状の道具を足の付け根の部分の血管(動脈と静脈があります)に挿入します。その後、カテーテルという細い管をシース経由で血管内に入れ、心臓まで、到達するように動かしていきます。心臓の中の血圧、酸素の濃度などを測定し、最後に、造影剤というレントゲンに写る薬を心臓あるいは血管内に注射します(このとき少しからだが熱く感じます)。造影剤の流れで、心房中隔欠損の大きさなどを判定します。最後に、カテーテル、シースともに体から抜いて、血管からの出血を防ぐため足の付け根の部分を固定して終了です。1時間くらいはかかります。その後、病室で、少なくとも3時間くらいはベッドの上で、安静にする必要があります。以上、これは一般的な、やり方で、患者さんの病気の程度、合併症の有無、施設によるやり方の違い等によってやり方、時間は異なります。主治医に良く聞いてから、お受けください。
文責:丹羽 公一郎