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心室中隔欠損症の変化について

ご質問

40歳 女性

3歳の時「心室中隔欠損症」の診断を受け、34歳まで、K病院でフォローを受けていました。転院をきっかけに約6年間病院にかかってなかったのですが、その間3度の出産も経験し、出産した病院の循環器では「穴の大きさは2~3ミリなので大丈夫」といわれていました。しかし、ここ1~2年14~5段の階段を上るだけで脈拍が150近くまであがり、疲れやすくもなっていたので、昨年9月、6年ぶりに近所の病院にかかったところ、心エコー検査で「測定誤差はあるが手術適応もある」といわれ、大変ショックを受けました。半年後の2月、レントゲンで「肺の血流量がかなり増えている。」といわれました。後日のトレッドミルで「体力的には、日常生活がぎりぎり送れる程度」ともいわれすぐに手術をすることを勧められました。4月から休職し(保育士の仕事をしています)すぐカテ入院の予定です。今までずっと「穴は小さいから手術しなくても大丈夫」といわれてきたので、あまりの急展開に戸惑っています。中隔欠損が大きくなることがあるのでしょうか?手術をしないとやはりだめなのでしょうか?



お答え

一般的にいって、成人後欠損孔が大きくなることはありません。しかし、肺の状態、欠損孔の位置、他の心臓の合併奇形などにより成人後、心臓の働きなどの状態が変化することはあります。また、妊娠出産後に状態が変わることもあります。いただいたデータからはこれ以上推測は出来ません。欠損孔の程度がどのくらいか、手術が必要かどうか等は、心臓カテーテル検査後に明らかになると思います。担当の先生にこれらについてよく相談されることが必要です。
文責:丹羽 公一郎