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心室中隔欠損症と息切れ

ご質問

21歳 男性

私は現在21歳の学生です。三ヶ月検診の際に心室中隔欠損症と診断されました。その時は手術が必要だったらしいのですが弁が穴を塞ぎだしたため手術は行いませんでした。現在、大学で自転車競技の部活動をしているのですが最近練習後、特にタイム測定後に今まで以上の息苦しさを感じる様になり、心臓の痛みを覚えるときもあります。これはやはりハードな運動を続けてきて心臓に負担をかけてきたせいなのでしょうか。
今後、どういった対応を取るべきでしょうか。



お答え

小さい頃の様子はわかるのですが、現在、心室中隔欠損の程度がどのくらいなのかわかりません。欠損孔の大きさ、肺にどのくらい血液が流れているのか?心臓の大きさ、肥大程度はどのくらいか、肺高血圧はあるのか。などの情報が的確な判断には必要です。一般的に、小欠損孔であれば、運動時の息苦しさは、心臓の影響では無いと考えられます。しかし、中等度以上の欠損孔あるいは肺高血圧があるならば、激しい運動をすることにより息苦しさを感じることがありますし、運動の制限も必要になります。心室中隔欠損自体で、心臓の痛みを感じることはありません。心臓の痛みを感じる場合、この年齢の場合はその多くは、心臓病と関係の無いことが多いと思います。しかし、繰り返し続く、或いは痛みの程度が強い時は、他の心臓病による場合も考えられないわけではありません。いずれにせよ、経過を追ってもらっている主治医を受診し、心臓の状態と息苦しさ、胸の痛みとの関係を判断してもらうことがもっとも重要です。
文責:丹羽 公一郎