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失神と痙攣について

ご質問

25歳 男性

幼少のころ、肺動脈弁狭窄症(軽症)と診断され、18歳まで年1回の診断を受けておりました。
特に運動制限等もなく一昨年まで普通に生活を送っておりました。
しかしながら、ここ最近飲酒&喫煙を行っている際に失神と痙攣を起こすことがあります。ペースは年に2回程度なのですが、この病気のせいなのでしょうか?
初めて失神と痙攣を起こしたときは、友人の勧めで全身を検査しました。しかし、検査の結果は特に異常なしとの事でした。



お答え

まず心疾患と失神との関連ですが、大動脈弁狭窄症や閉塞型肥大型心筋症では失神を来すことがありますが、肺動脈狭窄症で失神を起こすことはまず無いと思います。

失神、痙攣の原因ですが原因別に以下のものが考えられます。

心臓  :不整脈や前述の左室流出路狭窄の疾患
自律神経:神経因性失神(迷走神経反射による)
脳神経 :てんかん、脳血管異常 偏頭痛
精神  :過換気症候群、ヒステリー

飲酒と喫煙で出現するとのことですが、症状が出現する前後の様子、痙攣の形、失禁や外傷の有無を考慮して診断を進めていきます。循環器内科と神経内科での精査をお勧めいたします。
文責:立野 滋