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部分肺静脈還流異常症と心房中隔欠損症

ご質問

23歳 女性

初めてメールさせていただきます。私は、部分肺静脈還流異常症・心房中隔欠損症と診断されています。発見されたのは18歳の時。それまでも現在も全くの無症状です。手術は術後の危険性が高いということで、現在は何の治療もせずに普通に暮らしています。
この疾患は、このまま無症状で経過するものなのでしょうか? 主治医に尋ねても、首をひねり、安静に暮らすことを言われるだけです。文献でもあまり詳しく出てこないこの疾患について教えてください。



お答え

これらの疾患は、それぞれ、珍しいものではありません。部分肺静脈還流異常症は、多くの場合、肺から戻る血管(肺静脈)の内の1本だけが正常と違う所に戻るものです。この場合は普通、治療は必要ありません。心房中隔欠損症はこのホームページで中にでてきているので参照してください。欠損している穴の大きさにより手術の必要性が決まります。小さいものでは、治療は必要ないことが少なくありません。この二つが合併している場合には、静脈洞型欠損と呼ぶ形のものがあります。これも、珍しくはありません。この場合は、手術的に直す場合が一般的です。
いずれにせよ、直す必要があるかどうかは、程度によります。これ以上は、dataなどの詳細が分かりませんのでお答えできません。

主治医に尋ねても、首をひねり、安静に暮らすことを言われるだけです

本当にこのような反応であるならば、他の専門の先生にセカンドオピニオンを聞くことも大切です。
文責:丹羽 公一郎