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造影剤の副作用

ご質問

26歳 女性

はじめまして。私は動脈管開存症(未治療)です。先日、腹部CTを造影剤を使って取りました。その時に、造影剤を入れてかなりの熱さ(顔が真っ赤になるほど)でその時は(検査中)、それ以外何も変わった事は無かったのですが、自宅に帰ってきて、数時間後に体のだるさ、頭痛、嘔吐、息苦しさ、などの症状が出て、次の日まで体のだるさが続きました。近々、動脈管開存症の治療をしようかなと思っているのですが、治療のときに造影剤は使用しますか?また、使用するのであれば、今回の症状は担当医に報告すべきでしょうか?



お答え

以前は、この様な症状はよくありました。造影剤の種類にもよりますが、造影剤を使用することによって、末梢動脈が拡張するため、個人差はありますが、注入時に多少の熱さを感じます。これは、心臓の場合も同様です。また、造影剤を使って血管造影を行った後、数時間後にやはり末梢血管が拡張して、血圧が下がり、嘔吐、頭痛、だるさなどを経験する事があります。入院している場合(動脈管開存症の場合は、入院します)は、点滴を増やしたり、嘔吐を治療する薬剤を使ったりします。最近は造影剤が改善されているので、この様な症状は、少なくなりました。翌日には回復してしまうことが殆どです。しかし、お問い合わせの方のように、時々経験することです。造影剤は、血液よりも浸透圧が高いので、その影響の様です。これは、造影剤のアレルギーではありませんが、対応を必要とすることが多いので、動脈管開存症の治療の際には、伝えておいた方が良いと思います。
文責:丹羽 公一郎