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僧帽弁逸脱症について

ご質問

22歳 女性

はじめまして。このような質問のHPがあり、利用できますこと、大変ありがたく思っています。相談宜しくお願いします。
私は、小学校 1 年生のときの春の健康診断の心電図検査を受け、再検査するように言われました。検査結果は、僧帽弁膜逸脱症だと診断されました。たぶん先天性ではないかと思います。それから中学 1 年生まで、毎年 1 回、小児医療センターというところで、その後の経過や検査をしました。中学 2 年生になったら、もう来なくても良いといわれました。
今まで、痛みなどの自覚症状はなく、運動制限などは特に言われてなく、普通に今まで日常生活をすごして居ます。
2 年位前に、なんとなく不安になり、一回自主的に循環器科にかかり、心電図、心エコーなどを検査しましたが、何もいわれませんでした。質問なのですが、いま上下 4 本の親知らずが生えており、可能なら抜歯を考えているのですが、抜歯に関する感染症など不安があります。しかし、出来ることなら抜歯をしたいのですが、それは可能でしょうか?
宜しくお願い致します。



お答え

心疾患の中には、歯科で抜歯をする場合、感染性心内膜炎をおこす確率が、一般の人よりも高い場合があります。この場合は、ご質問の様に、抗生物質による予防が必要になります。僧帽弁膜逸脱症では、明らかな逸脱が認められ、明らかな僧帽弁閉鎖不全を認める場合は、予防を必要とします。循環器科を受診したときに、何も言われなかったという意味は、これらの所見が無いということか、或いは僧帽弁膜逸脱症はあるけれども軽度なのか、さらに、僧帽弁閉鎖不全の有無がよくわかりません。僧帽弁膜逸脱症で僧帽弁閉鎖不全があっても軽度であれば、日常生活は何も制限はありませんが、歯科での予防は必要です。
この点を、循環器科医に、聞いてみる必要があるように思います。僧帽弁膜逸脱症、僧帽弁閉鎖不全ともに無いといわれたのならば、もちろん予防は必要ありません。
文責:丹羽 公一郎