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心房中隔欠損症と右室二腔症

ご質問

32歳 女性

先天性心室中隔欠損症で、23年間生きて右心室二腔症と右心室肥大とわかり手術をしましたが、始めの病気がもとでですか?どんな手術なんだろうと今になって気になります。妊娠したとき強心剤と利尿剤を飲んでいたことで騒がれたのはなぜ?



お答え

右心室二腔症は、心室中隔欠損と合併する事が多く、右室内の異常な筋肉が、発達する病気です。この部分を切除し、中隔欠損を閉鎖します。病気の内容、手術の詳細は、主治医にお尋ねください。
また、妊娠したとき心臓に負担がかかることは、今までのQ&Aをお読みください。さて、強心剤と利尿剤を飲んでいたということは、妊娠した時点で心不全があった(心臓の働きが十分ではない)ということになります。妊娠中は、心不全は悪化することが少なくありません。心不全は程度が重い場合、母体、胎児ともに大きな妊娠時のリスクを伴います。従って、妊娠を奨められない場合もあり得ます。また、強心剤と利尿剤の胎児に与える影響(奇形、流産の可能性)を考えなければなりません。可能であれば、これらの薬剤を、妊娠中は中止したいと考えます。
ご質問の状況がわかりませんが、普通、心不全があり、強心剤と利尿剤を飲んでいるならば、妊娠して良いかどうか、妊娠継続が可能かどうか、胎児に対する影響など妊娠する前に主治医に相談することが当たり前ですし、必ず相談し、十分に納得の上、妊娠するかどうか決めるものです。

-妊娠したとき、強心剤と利尿剤を飲んでいたことで騒がれたのはなぜ?-
この反応は、当たり前のことです。
文責:丹羽 公一郎