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心臓手術後の金属ワイヤーとMRI検査

ご質問

51歳 男性

3才時に心室中隔欠損の手術をしました。心臓内に、金属(針金のようなもの)があると聞いています。
MRI検査は、心臓内に金属があると出来ない場合がある、と聞いていますが、一般的に、約50年前の手術で利用した大きさの金属では(3才の心臓の大きさから考えると大きいものではない気がします)、MRI検査はできないのでしょうか?
また、レントゲンなどで、大きさを計測できれば、判断できるようなものなのでしょうか?



お答え

手術時の金属についてですが、心臓に関していいますと、ペースメーカー装置を装着している場合を除き、検査は可能です。ペースメーカー装置があると、MRIの影響で、作動不良となることがあります。手術時のペースメーカーワイヤーを手術後に取り去るときに、全部とれず、残ってしまう場合がありますが、この場合は、ペースメーカー装置は残っていないので、一般的には、心配ありません。また、胸骨という骨をワイヤーで、縛ってくることが普通ですが、この場合も、MRIは可能です。ただ、金属が入っているとその周辺の画像は(わずかな範囲ですが)劣化します。ですから最近は、コストはかかりますが、画像の劣化のない、非磁性体のワイヤーを用いる場合もあります。
レントゲン検査で、金属物はもちろん、大きさともに、確認可能です。
文責:丹羽 公一郎