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日本成人先天性心疾患学会のご案内

 皆様には、ご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 さて、本学会は、1998年に成人先天性心疾患研究会として発足し、1999年1月に、第1回の学術集会を開催しました。この時の成人先天性心疾患研究会は、循環器小児科医、心臓血管外科医、循環器科医、産科医などの参加者がありました。その後、毎年1回の学術集会を開催してまいりましたが、成人先天性心疾患の分野の重要性が認識されるとともに、会員数、学術集会参加者数も増えてまいりました。例年、欧米からの専門家数人、韓国、アジアからの参加者を迎えて、会員の皆さんのお力に支えられて、国際的な研究会としても発展してまいりました。その後の会員数の増加はめざましく、現在のべの会員数は800人を越えております。同時に学術集会の参加者数も、2009年:221名, 2010年:300名, 2011年:350名と急激に増加しております。
 成人先天性心疾患の分野は、多くの専門職の知識、チーム医療が不可欠な分野であるため、この研究会は、多くの異なる科の医師、看護師、多職種の方々の参加をいただいています。また、この分野の社会的な認知を早めるために、学会への移行が必要と考えられ、以前から学会への移行に関する議論が行われてまいりました。2009年1月、大阪の研究会の際に開かれました世話人会で、出席世話人全員の賛成で、学会への移行を決定しました。さらに、本年1月の福岡での研究会で、総会を開催して、学会へ移行することが認められ、初代理事長(丹羽公一郎)も選任されました。これ以降、理事会を開催して、会則、学会活動に関する取り決めなどが討議されました。
 今まで研究会会員としてご参加いただきました方々には、研究会の運営に多大なご協力を賜りありがとうございました。今後も、是非、日本成人先天性心疾患学会会員として、ご指導、ご活躍をいただければと存じます。今までは、学術集会の参加費を会費とさせていただいておりましたが、今後は、年会費を学術集会の参加費とは別にお納めいただき、学会活動にご協力いただければと、お願い申し上げます。


最後に皆様のご健勝をお祈りいたしますとともに、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。

日本成人先天性心疾患学会 理事長 丹羽公一郎



沿革

本学会の芽生えは,日本循環器学会学術委員会に属し、1998年に当初3年の予定で発足した成人の先天性心疾患の治療及び合併症予防のガイドライン作成の研究班(班長:東京女子医科大学循環器小児科 門間和夫教授)に始まる。

この研究班は、班員11人に班友11人で構成され、分担で、成人の先天性心疾患の治療及び合併症予防のガイドライン作成を行った。平成11年1月に、この研究班が、公開した研究発表会をかねて学会を開いた。これが、第1回成人先天性心疾患学会(会長:門間和夫教授)であり、循環器小児科、心臓血管外科、循環器科、産科などから多くの参加者をえた。

その後、研究班が2年の予定に変更され、第2回成人先天性心疾患学会(会長:門間和夫教授)は、成人先天性心疾患診療ガイドライン発表会をかねて、開催された。このときも、多くの参加者があり、UCLA/Ahmanson Adult Congenital Heart Disease CenterのDirectorで、この分野の世界的な第一人者であるJoseph K Perloff教授が招かれた。その後、成人の先天性心疾患の治療及び合併症予防のガイドライン作成の研究班の活動は終了し、その成果は、循環器病の診断と治療に関するガイドライン(1998-1999年度合同研究報告)成人先天性心疾患診療ガイドラインJapanese Circulation Journal 2000;64 Supple IV, page 1167-1204. として公表された。

2回の学会開催後、成人先天性心疾患学会の機運が高まり、第3回成人先天性心疾患学会(会長:加藤裕久教授)において正式に世話人代表、世話人、会則、事務局が決定した。研究会の正式名称は日本成人先天性心疾患研究会(Japanese Society for Adult Congenital Heart Disease)となった。また、研究会の目的が、成人先天性心疾患研究を通して広く人類の健康の増進に資することと決定され、この研究会の正式なスタートとなった。同時に、第4回日本成人先天性心疾患研究会(会長:黒澤博身教授)の開催が決定した。

現在の会員は、400名で、専門科目は小児科、内科、心臓血管外科、産科、麻酔科などにわたっていることから、2010年1月9日の世話人会において、学会への移行が全員一致にで決議され、学会として今後も定期的な開催を予定している。

日本成人先天性心疾患研究会発足:1998年1月
日本成人先天性心疾患学会へ移行:2010年1月

研究会 会 長 開催日 会 場
第1回 門間 和夫 1999年1月9日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第2回 門間 和夫 2000年1月8日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第3回 加藤 裕久 2001年1月13日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第4回 黒澤 博身 2002年1月12日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第5回 宮武 邦夫 2003年1月11日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第6回 丹羽公一郎 2004年1月10日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第7回 石澤  瞭 2005年1月8日 フクダ電子株式会社本郷事務所
第8回 八木原俊克 2006年1月7日~8日 フクダ電子株式会社本郷事業所
第9回 高橋 長裕 2007年1月13日~14日 フクダ電子株式会社本郷事業所
第10回 中西 敏雄 2008年1月12日~13日 東京女子医科大学弥生記念講堂
第11回 赤木 禎治 2009年1月10日~11日 岡山コンベンションセンター
第12回 千葉 善英 2010年1月9日~10日 梅田スカイビル
第13回 城尾 邦隆 2011年1月8日~9日 福岡国際会議場
第14回 市田 蕗子 2012年1月14日~15日 聖路加看護大学
第15回 松尾 浩三 2013年1月19日~20日 学術総合センター 一橋記念講堂
第16回 佐野 俊二 2014年1月11日~12日 岡山コンベンションセンター
第17回 庄田 守男 2015年1月17日~18日 学術総合センター 一橋記念講堂